大林作品「転校生」でも有名なロケ地であります、御袖天満宮の石段であります。
調べてみると、
菅原道真が藤原時平の讒言によって左遷され大宰府へ船で向かう際、尾道に上陸して休憩していると、土地の人々が麦飯と酒を供した。道真はこれに感謝して、自らの着物の袖を破り、自分の姿を描いて与えたという。
道真が天神として祀られるようになると、当地でも延久年間（1069年 - 1074年）、大山寺境内に道真の袖を神体として祠を建立し、後に「御袖天満宮」と呼ばれるようになった。大山寺は別当寺とされ、天神坊とも呼ばれた。明治時代に郷社に列格した。昭和48年に火災で社殿を焼失し、現在の本殿は昭和58年に再建された。
とあり、歴史が古い土地柄であります。
脇にお祭りの提灯があるのは、前日までお祭りだったようであります。お祭りまで見られなかったのは残念でしたが、雰囲気だけでも味わえました。
この場所は、映画「転校生」で見て行きたかった所でありました。本当に急な石段でありまして、ここからは落ちたら絶対に無事では済まない程であります。撮影の苦労が感じられました。
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