10 オプシヌプリ(シは小さい文字)

オプシヌプリ(シは小さい文字)

アイヌ民族のオプシヌプリの伝説から、

昔、十勝の方のアイヌが沙流川に攻めてきた。その時オキクルミカムイ(アイヌに生活文化を教えた神)が、互いに血を流すことを避けるために、技比べをしようということになった。最初にオキクルミがヨモギの矢をつがえて川のむこうのあの山を射た。一本の矢で見事に岩山に穴が開いた。十勝アイヌはそれを見て度肝を抜かれて逃げ帰った。

「アイヌの伝統と近代開拓による沙流川流域の文化的景観」が指定されている中の一つです。

撮影について

6月の夏至前後の夕方にこの光景が見られます。雲りがちな時期なので、撮影には苦労します。これだけ晴れてのオプシヌプリは撮影し始めて、初めてかもしれないですね。

オプシヌプリ

撮影場所

オプシヌプリ視点場(平取町)
2019年6月24日撮影。

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