今年で49回を数える平取町・チプサンケに取材して来ました。
詳しいことは、現在更新が遅れている「良き候松前神楽」で書きますが、とりあえず、ここでは取材して来たことをサラっと記録していきます。
平取町へ!
私が住む道南から平取町は、車でおおよそ5時間半くらいかかります。約300kmの距離です。北海道の広さを感じていただければ幸いです。
目安で、中間地点が豊浦町で、豊浦から3時間で平取町に到着です。(途中、数カ所に止まります)
チプサンケとは
「チプサンケ」は、平取町二風谷で行われるアイヌ民族のイベントです。言葉の意味は、
アイヌ語で「舟おろし」の意味する「チプサンケ」は古来から伝わる技法で作られた舟に魂を入れるための進水の儀式である。当日は、カムイノミ(神に祈る儀式)の後、「チプ(丸木舟)」に乗り込み、平取町を流れる沙流川約800mの川下りを体験できる。
神様に関わることで取材しております。祈りの現場という視点でありますが、北海道に住む私たちは、もっとアイヌ民族のことを知ることが必要だと感じて、いろいろと勉強したり体験したりしております。
カムイノミ(神に祈る儀式)に使用する道具で、イナウという御幣があります。
神霊の依り代としてのイナウは、私から見ても美しく、自然から作り出すこのイナウというのは、アイヌ民族の大事な道具であります。チプサンケでは、舟の先頭にこのイナウをつけて舟おろしを神々に祈りを捧げ、川下りの体験が行われます。そちらも取材して来ましたので、ブログ「良き候松前神楽」に書いていきたいと思います。
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