先日、新しいシャクシャイン像が披露された。
以前からあった像の老朽化もあり、いろいろと新しい像と古い像のあり方をひだかのアイヌ民族達が、新ひだか町との協議をおこなったりしましたが、撤去されてしまい、今年は二つの像を同時に見ることは出来ませんでした。せめて、初年度くらいはと思っていましたが・・・
シャクシャインは、松前藩の過酷な搾取や圧制で周辺のアイヌ民族を呼びかけ、立ち向かっていった英傑なのです。
時の松前藩は、藩内の家臣のいざこざもあり統制が取りにくい状況下の中、全面戦争となった経緯もあり、連戦連勝のアイヌ民族でした。
松前藩も和睦を持ちかけ、和睦の宴席でシャクシャインを殺害してしまいます。これを機に、アイヌ民族は劣勢になり散り散りになったようです。
新しい像は、穏やかな表情した像です。
この写真は、古い像のシャクシャインです。全面戦争となっていた状況を考えて、昔の像を見ると
英傑
というのを感じられると思います。
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