昨日の取材の前に訪問した、美瑛町の「青い池」の様子です。
午前中の方が、撮影に適しているかもしれません。現在は北海道への観光のお客様が多く、この青い池を訪ねていらっしゃいます。
午後は、駐車場が混雑の様子・・。
美瑛には、インバウンドのお客様の声が聞こえますね。
なぜ青く見えるのだろうか?
この池は1988年(昭和63年)12月に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まったものである。
この堰堤はコンクリートブロックによるもので、北海道開発局により1989年(平成元年)6月に着工され同年年末に完成した。美瑛川を横切る形で施工され、本流から離れた両岸の森林内部まで堰堤が造られた結果、美瑛川左岸側のブロック堰堤に水が溜まるようになり、周囲に自生していたカラマツ、白樺等の樹木は、水没し立ち枯れた。したがって、目的を持って造られた溜池や貯水池などとは異なり、青い池は偶発的に人造池となったものである。この付近の湧水には水酸化アルミニウムなど、主に白色系の微粒子が含まれており、美瑛川本流の水と混ざることによって分散され一種のコロイドが生成される。水中に差し込んだ太陽光がコロイドの粒子と衝突散乱して水の吸収による青色の透過光が加わり、美しい青色に見えると言われている
この写真は、iPod touch で撮影しました。
NPO、旅写の仲間でいつもお世話になっている、美瑛の写真家・菊地さんの写真集です。
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